どうした!?花の都
「花の都」って言えば、フランス・パリの代名詞とも言われるよね。
すべてが美しいというイメージで、「ポストカードでほしい!!」ってくらいな街並みですよ。「料理もおいしいし、スイーツやパンもキュートでおいしい♡」っとか、「ワイン好きにはたまらないくらいの種類♪」とか、「アートや歴史建造物も素敵☆」っとか「さすがファッションの国!おっ洒落~」など、いろいろ心トキメかすの要素が満載なところなのに、そのパリがただいま大変なことになっております。
燃料税引き上げによる抗議デモ
これはパリに限らず、フランス全土で起こっていることなんだけどさぁ。パリが特に被害が多く、放火や略奪が多発しているそう。
お店やオフィスも破壊されるところもあり、バス停などの公共物破損額は、日本円にして5億円を上回る金額になっているというのです。このデモは、11月17日以降続いており、日々過熱化しているご様子。
パリといえば、
(エッフェル塔は美しい♡ パリといえば、コレは絶対出てくるよね)
あたし、昨年パリに行ったんだけど、本当キレイだよ。
道は日本の方がキレイだけど、本当、いつまでも見上げていたいのぉ~って思うくらい感動の嵐だったよ♡
それがさ、
(こんなに美しい凱旋門(Arc de triomphe)なのにさぁ~)
(今はこんなコトになっちゃってる(´;ω;`)ウゥゥ)
デモ活動を「黄色いベスト運動」と名しているんだけど、
元々「なんで、増税されることになったのか。」
おおまかに言えば、「地球温暖化対策の為」と言われております。環境問題に熱心とされている現・若仏大統領、マクロン氏が、 エコカーの普及を積極的に行う方針を表明し、軽油やガソリンの増税を行うことを発表したからですってよ。
車移動が中心生活の人にとっては、死活問題ですよねぇ~。その為に車なんて買い替えてられるか!!ただでさえ経済が苦しいってのに!!って怒るのも当然。
「エコカー買えばいいんだよ!ルノーの電気自動車買えば補助金つけてやるぜ?」っと
発言してしまったマクロン大統領
ルノーと 言えば最近日本で、とってもよく耳にする会社ですよね。
先日逮捕されてしまった日産自動車前会長のカルロス・ゴーン氏がCEOを務めているフランスの自動車会社であり、なんとフランス政府が15%の株を保有しているという。
政府が企業の株を保有って、フランスでは政治と企業の関係は、日本より濃密なのでしょうか。
その為か、ゴーン氏の逮捕はフランス政府にとってもかなり痛手だったハズ。ただでさえ、フランスの経済は悪いと酷評されております。GDPは、世界第5位ですがね。
ゴーン氏の逮捕で、ルノー株は大暴落しました。それによって、マクロン氏は、更なる経済危機を感じたのか、安倍総理に会談を要請しておりました。
”フランスのデモ”は、「珍しいものではナイ」とい感覚でいた、あたし。
なんせ彼らは「フランス革命(18世紀)」で、「国民が君主から自由を勝ち取った」っという思想が強い国民性なのか、デモが大好きなイメージがある。
あたしがパリに行った時も、デモ活動で電車・バスがストップなんてあったしね。
観光客にとって、乗り物移動は貴重な足なんだから勘弁してくれよ~って思ったよ。
この活動のために体張ってる人一杯いてさ、400人以上の逮捕者が出たくらいだよ。全裸で走って抗議する姉ちゃんもいてたのを見てさ、
「あんた何やっての?風邪ひくよ?」(パリの気温は10℃前後)ってめっちゃ突っ込んだよ。
でもさ、「増税」で怒りぶつけてるのに、公共物破損額が5億円を上回るは、警戒態勢の為警察官や警備体制が増える為更に人を使う訳でしょ?その修繕や人に使われるお金って税金なワケじゃない?「原油増税反対の為の運動したが為に、運動で破損した修繕や使われた人の為に増税する羽目になった」なんてなったらどうするんだろ?なんて思ったのは、あたしだけなのかな。いたちごっこが続くような気がするよね。
怒りが燃え上がっているときは、冷静じゃないからそんなコト考えている余裕ないか。
フランス政府さん、悪化が進む前に何かしてください。
あんなに美しくて、感動が止まらなかったパリの印象が今や「花の都」じゃなくて、「憎しみの都」状態になってる。悲しいねぇ~( ノД`)
「しばらくフランスorパリ旅行はやめておいたほうがいいのかしら?」
外務省の海外安全ホームページ↓
を見ると「危険レベル」にはなってはおりませんが、「フランス」で検索をかけてみると、「テロに対する特別な警戒が必要です」と忠告文が出ています。
これからフランスへ行く予定があるなら要注意ですね。
でもさ、シャンデリゼ通りが封鎖されるとか、街は危険だからとお店やレストラン、スーパーが閉まっちゃったりしているようだから、行ってもなぁ~って感じですよね。
パリの印象についてですが、
あたしのパリの印象は、行く前と行ってからと大分違いましたよ☆
街並みや、建築物、スイーツ(マカロンは、キュートでとってもうまかった♡)アートなどは、期待通りでした☆
よく聞くのは、「パリ人は冷たくてさ、とくにアジアから来ている観光客(今は中国人客が圧倒的に多いですが)に本当に冷たいよ。人種差別が醜くて、ひどい」ってこと。
日本の芸能人でも、「カフェで無視された」とか「レストランで不当な扱いをされた」とか発言されていた方いましたしね。
「フランス語に誇りをもっているから、英語だって話さない。フランス語が一番だと思っているのさ」なんていうのは、一度は聞いたことあるのではないでしょうか。
あたしは、それを覚悟で旅行しにいきましたよ。そして、少しフランス語も勉強していきましたよ。
でもね!!
(全~然 違ったよ♡笑顔で接してくれた人、一杯いたよ!!)
特に、シャンデリゼ通りにある「モノプリ(Monoprix)」っていう、日本でいうスーパー兼コンビニ(パリにはコンビニというお店はありません)にいた店員のお姉さん。
背が高くて、美人でモデルさんみたいな人だった上に、本当に優しい人でした♡
セルフレジが導入されているパリのモノプリなのですが、普段は店員さんにレジしてもらっているあたしなので、なじみがありません。なので、大人し~くレジの順番を待っていました。レジのおっちゃんと客のおばちゃんが、長いこと話し込んでいましたが。
日本くらいですよ。お客さんが並んでいるとわかったら、店員さんが走ってきてまでも対応してくれるのは。
あぁ~早く終わらないのかねぇ~って気長に待っておりました。
そしたらね、その美人店員のお姉さんが声かけてくれて、「私フランス語話せないの(Je ne parle pas français )」って言ったら、「英語話せる?」って英語で話してくれて、
あ「レジの使い方がわからないの」
姉「私がやってあげるね」
って全部やってくれました。なんて優しい!!
お土産用のエコバック(←これかなりオススメよ♪)6つも買ってたのに(笑)
レジが終わった後、
「どうも、ありがとう(Merci beaucoup)」って言ったら、笑顔で手を振ってくれました!!美人さんだったので、更に美人に見えましたよ(笑)
とっても嬉しい体験でした。お姉さん、デモの被害は大丈夫かしら・・・・心配(>_<)
フランスへ旅行に行くのに↑の2つフレーズを覚えていくのはオススメかも。
「私フランス語話せないの(Je ne parle pas français )」
「どうも、ありがとう(Merci beaucoup)」
随分助けられましたよ♪
世界ではいろいろなことが起こってます。我が国、日本は本当に平和でいいなぁ~って只々、感謝しておりますわ☆